この記事では右利き親が知らない左利き子供の悩み5選を紹介しています。
なおこの記事は全て左利きである自身の経験を元に作成しています。興味がある方はふ~んそうなのか程度で見てください。
パグオ
左利きやと無自覚の幼少期は苦労しまっせ。
目次
① ちゃんと片付けられないと思われがち
右利きの人と比べると持ち手の関係で自然に物の配置が左右逆になってしまうこともあります。
なので定位置(絶対右利き用の)が決まっていても左利きの子共が片付けた後には意図せず逆になることも。
左利きの子共は自分なりに使いやすいところに置いてるだけだったりします。
パグオ
右利きの人には初見で理解されにくいんやけどな。
悪気はないんやで。
② 道具のメモリは反対側に行ってしまう。
道具を左手で持つとメモリが反対側に行って全然読めないくなることがあります。おたまの事例も良くあります。
手で締めるや捻る動作もぎこちない場合が多いです。
チェック欄のチェックも右側にあるので左手でチェックを入れると手が死角になって左側の文章が読めなかったりします。
パグオ
右利き専用の世界に対してアウトローな思考が育つのが左利き。
③ 左利きが有利な競技は多いが不利な競技もちゃんとある
スポーツ等では左利きが有利になることが多いです。しかし不利なものもあります。
これは個人的な経験談ですが特に剣道がヤバいです。剣道は右構えが基本なので左利きからすると力が入れにくい動きにくい構えを強要されます。
力が入らない分逆に理想だと考える玄人チックな人もいるかもしれませんが、それはただの歴戦の強者の意見であって初心者の子供には関係ありません。
幼少期に鍛える目的で近くの剣道場に習い事にいかされましたが無意識に言いようもなく面白くありませんでした。
スムーズに力を発揮出来ず、勝てない試合に無自覚不条理なストレスが発生してました。
勿論それでも器用に対応できる両利きスタイルに変化する子もいると思いますが、それが出来ない左利き専の子も普通にいると思います。
日本古来の競技は右構えであることが多いので注意が必要です。
パグオ
男の子やと剣道はありがちな習い事やけどな。特に剣道未経験の右利き親では理解できない部分やろう。
④ もちろん字は書きづらい
小学校で習う書き順はもちろん右利き用ですので左手だと書きづらいです。
この書きづらさ(幼いのでそれすら自覚できない)に対応するために左利き子供は自分なりの正解を求めて色々な型に分化していくのだと思います。
先生に言われるがままに書くために手の角度を変えたりペンの位置を調整したり、難しい部分はオリジナルの書き方に昇華させたりする子もいるのかもしれません。
自身も左手で字を書くと手が汚れたので、それに対応するために手を浮かせ気味にしてみたり濃い字ができないように薄い字にしてみたりと変な工夫を自然にしてました。
右利き矯正できる子はいいですが、出来ない子はそう言うことが起こることを右利き親の方には知って欲しいです。
パグオ
書道はやっぱり分岐点になる。まぁ左手でも書けるけど上手くはなれんわ。
⑤ 器用だねの一言で片付けられても‥全て努力
左利きは器用な印象を持たれます。もちろん器用な子もいるでしょうが不器用な子もいます。
それでも必死に努力して右手も使いこなせる両利きになっているだけです。
個人的には右手にスイッチ出来る子は素直で従順な努力家タイプなのではと思います。
右手にスイッチ出来ない子は頑固一徹タイプではないかと思います。もしくはスイッチ出来ないくらい左手側が強いか。
どちらも柔軟性や強固な意志などいい特性を発揮して欲しいです。
仮に今日から右利きを左利きに矯正しないといけない法律が施行されたら不条理さにゾっとしませんか?
一応そんな世界です。
パグオ
まぁでも自然と対応する力・考える力・斬新な発想力がつくし、悪いことばかりでもないんやが。
まとめ
今回は自身の経験から右利き親が知らないであろう左利き子供が持つ悩み5つを上げてみました。
左利き人生も色々ありますがもちろん悪いことだけでもありません。
ただ子供の頃は上手く出来ないことが無意識に起こっているので色々教えてあげて欲しいです。
最後に、結局左利きは矯正したほうがいいのか?それともしないほうがいいのか‥‥答えはありません。
結局お子さんの特性次第なんだと思います。試しに習字に行かせて様子を見てみるのもありでしょう。
左利き専でも、それが人生で生きる強みになることがあると思います。
大事なのは左利きの特性を理解してしっかり教えてあげることです。幼少期に上手く表現出来ない不条理なストレスを軽減させて伸ばしてあげることだと思います。
パグオ
幼少期のストレス源を抑えられるように考えてあげてな。